コラボレーション

お久しぶりです小林です。ちゃんと生きています。

今日は東工大の特別授業に、RHJIインダストリ・パートナーズ・アジア代表の倉重氏の講義を受けた。

RHJIは米系のバイアウトファンドである旧リップルウッド。RHJIの現状についての詳細は知らないが、リップルウッドは、数年前にハゲタカと言われて日本では、あまり良く思われていないと思う。案件としては、長銀日本長期信用銀行)が破綻した時にそれを買収し、新生銀行として上場させたというのは、記憶に新しいのではないかと思います。

それは置いておいて・・・

倉重氏の講義の中で特に興味深かった内容として、「コラボレーション」についての話があった。組織形態の変化、つまり「階層型組織」ではなく、「ネットワーク型組織」の持つ可能性を見出そうとする中にいて、特に「コラボレーション」の必要性、重要性を強調していた。僕らg86などのチーム(組織)の存在意義というのは、まさにそういったところにあり、新しい時代の組織のあり方について、新たに考える材料を得た。

IBM、PWcCの代表を歴任され、日本テレコムの社長も務められた倉重氏。あの日本テレコムフリーアドレス制のオフィスを導入したときの代表で、まさに変革を行っていた方で、その時の話を中心にイノベーションについてのお話も。

またコラボレーションの話と関連して、ダイバーシティの尊重の重要性についても主張していた。コラボレーションするのに同じ人がいる必要は無く、それぞれの異なる尖ったものが必要であること。その上で、違うバックグラウンドの人がビジョンを共有する事の必要性についての指摘。

もともと僕らは、単一的な視点に対する疑問や天井が見える状態に対して、広い視点、新たな視点というものを重視してきた。その考えと今回倉重氏の指摘することを、重なる部分が多い。忘れていたわけではないが、このg86の意義を再考し、またその可能性を探りたい。

まだみな21か20歳。10年鍛えればおもろい事ができそう 笑